物語
プリムワンは少し困惑している。ヴィクタマはよく、反骨心むき出しで反撃に出た自分の幼い頃の武勇伝を語っては、いじわるでろくでもない人間たちに対して、もっと「カタく」なるべきだとプリムワンに説教してくるのだ。「ワン?」プリムワンは困惑顔だ。「カタく」ってどういうこと?自分は生まれつきフワフワで柔らかいのに?!「ワン…」たしかに、人間は時々…情熱的すぎると感じることはある。ちょっぴり内気なプリムワンは、そうした情熱への対応があまり得意ではないのだ。「ワン!」プリムワンは「カタく」なることの意味を理解した気がした…そういえば、人間の中には粗くて硬い食感のパンを好む者もいる…けれど、自分は生まれつきフワフワで柔らかいのに!?











